
消費者調査

消費者を考える場合に、日本の消費者は世界に比べて特異性が強いケースが多くあります。日本は市場も成熟しており、消費者も成熟しています。そのため消費者が自分の意志を持って、購買行動を起こしています。その背景にはきちんとした理由と、また消費者ひとりひとりにもユニーク性が見て取れます。そして、調査を行う側も日本人であれば、調査結果を感覚値として受け入れやすいために、調査が進めやすいということになります。
反対に未成熟の市場では市場も消費者も未成熟であり多様性にも乏しいために、調査設計や仮説をしっかり持たないと、調査結果から読み取れるべきメッセージが乏しいようなこともよくあります。

消費者調査は、調査対象者がいなければ調査が始まりません。
成長市場、途上国での消費者調査では、調査対象者を確保することが、最も重要かつ最も難しい点になります。どんなに高度かつ素晴らしい手法も相手がいなければ始まらないのです。インフラが整っていない国やエリアでは、インターネットリサーチがいくら良くとも調査対象者を集めることができません。
また、どうしてもこれからの市場開拓を考えた場合、現状では数が少ない富裕層などのターゲット象をイメージしてしまうために、対象者が集めにくいということもよくあります。
現地で可能な条件と、現地に「対象者」が確保できる調査設計、そしてリクルーティングをきちんと行うこと、これこそがテクニックの前に重要な観点になります。SDIは現地のフィールドワークを得意として、日本以外の国々の調査を今までやってまいりました。日本での手法を現地に持ち組むという発想がない我々は、ニュートラルに現地に最適な調査プロジェクトを組み、お客様に満足頂いております。
競合調査について調査手法
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電話調査(CATI)
アウトバウンドコールによる定量データを収集いたします。企業及び消費者の幅広いデータ収集が可能です。
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郵送調査
郵送によるデータ収集調査です。各国の郵送事情に合わせた確実な郵送調査を提供致します。
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会場調査(CLT)
対象者を会場に集め定量データを収集致します。テスト製品の試用、試食、試飲等の簡易なテスト調査から、商品化した後の商品や広告に対する評価テストが可能です。また、競合商品との比較テストも可能です。
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街頭調査
設定した地点の街頭や繁華街などで、アンケートを収集いたします。特定エリアの利用者の真の姿を導き出します。
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グループインタビュー(FGI)
条件にあった対象者を集め、司会者の進行に沿った形式の定性調査です。対象者同士の活発な意見交換が話題を発展させ、また発言の様子を観察することも可能です。生の声をヒアリングし、定性的なデータを収集できます。
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訪問調査(個別インタビュー)
面接法、留置法により対象者に直接ヒアリングを行い、定期的なデータを収集いたします。一般消費者への訪問調査は無論は勿論、有識者や著名人、政府高官含め、様々な対象への訪問調査が可能です。
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覆面調査(ミステリーショッパー)
覆面調査により、接客、店頭などのサービスレベルを調査し、自社視点と消費者視点のGAPを明らかにいたします。
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ホームユース調査(HUT)
実際に商品を家庭で使用してもらい、その品質や機能を評価する調査方法です。さまざまな条件で適切な対象者に依頼することが可能です。食品や化粧品、トイレタリー商品などの調査に適しています。
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インターネット調査
世界100万人以上のオンラインモニターが、Web上でのアンケートに回答いたします。消費行動や利用実態、ブランド・イメージや商品コンセプトテスト、広告クリエイティブテスト等幅広いニーズを満たします。
調査フロー

調査実績
大手企業、シンクタンク、コンサルティング支援・ファーム、官公庁を中心に多くの実績が御座います。
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価格・納期
調査手法やサンプル数、またお客様のご希望納期によって異なります。お客様の目的、条件や予算などを
ヒアリングさせて頂いた上で、最適なご提案を差し上げます。
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