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2011年12月6日

【新興国に翔ける】中国、アパレルでもスポーツブランド強し

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111206/mcb1112060500001-n1.htm

 前回(11月22日付)は、中国の人気スポーツウエアランキングを基に、台頭する中国スポーツブランドを取り上げたが、今回は中国の人気アパレルブランドに触れる。

 スポーツウエアでは、中国国内企業の「李寧(Li Ning)」「安踏(ANTA)」「361°」などが、外国勢のアディダスやナイキ、プーマに勝るとも劣らないほどの人気を誇っていることが弊社の調査で浮き彫りとなったことを指摘した。この事実は、中国の人気アパレルブランドにも大きな影響力を持っている。

 グラフは、弊社が北京、上海、広州で1万人を対象に行ったアパレルブランドに関する人気度調査の結果である。実に上位10社中4社がスポーツブランドであり、うち2社が「361°」と「Li Ning」の中国企業である。

 日本で同様の消費者調査を行った場合、結果はどうだろうか。間違いなく言えることは、お気に入りの服でナイキやアディダスのようなスポーツブランドが上位に入ることはないだろう。しかし、中国ではスポーツブランドがランキング上位に多く名を連ねる。これは、決して中国に限ったことではなく、例えばインドなどで同様の調査をすれば7?8割が欧米のスポーツブランドで占められるはずだ。

 アパレルでもスポーツブランドの人気が高いのは、消費者のライフスタイルのレベルがまだまだ発展途上の新興国では必ずといっていいほどみられる法則なのである。

 中国も、5年前はランキングの大半を外国のスポーツブランドが占めていた。それが現在では中国国内企業のブランドが大きく成長した。次の5年、中国の消費者がどう変わるか、目が離せない。

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【会社概要】ストラテジテック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)

中国インド東南アジアを中心とした新興国市場のリサーチとマーケティングに特化している。

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