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2011年12月8日 SDI 中国ビジネス事情

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          SDI 中国ビジネス事情
2011/12/8発行
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21世紀中国総研編『中国進出企業一覧 上場会社篇』2011-2012年版出版
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◆中国経済の専門出版社・株式会社蒼蒼社より、日本企業の中国ビジネス展開
についての最新のデータベースである『中国進出企業一覧 上場会社篇』2011
-2012年版を刊行。
◆21世紀中国総研の調べによれば、有価証券報告書の提出を義務付けられてい
る日本の内国企業は4319社。そのうち中国(香港、マカオを含む)に現地法人
のほかに、日本本社の駐在員事務所、支店、営業所などの在中ビジネス拠点を
持っている会社が1703社ある。この中国に拠点のある会社1703社を有価証券報
告書の提出内国会社4319社で割って100を掛けた数字を、中国進出率というこ
とが許されよう。計算結果は39.4%。日本の有力企業の3分の1以上が、中国
内にビジネスの橋頭堡を築いているわけである。さらに詳しく東証上場会社の
中国進出率を見ると、東証一部上場会社1668社のうち在中ビジネス拠点を持っ
ている会社が1041社、中国への進出率は62.4%にのぼる。
◆定価:25,200円(本体24,000円+税5%) 体裁:B5判軽装、1565頁
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【深センビジネスインタビュー】


■健康には自己管理が大切
深セン山田クリニック院長 山田正之さん


汗ばむ陽気から突然コートが必要なほど寒くなる広東の冬は、体調
管理が難しい。深センの日本人医師として日本人学校などの行事で
もお馴染みの山田クリニック・山田正之先生に、広東での健康管理
についてうかがった。


―広東に住む日本人が健康管理の上で特に気をつけなければならな
いことは何ですか?


広東はいろいろな面で日本とは違う環境にあります。当地に暮らす
日本人が特に気をつけるべきなのは、気候と食事、そして地域特性
です。


気候では、広東は日本よりも冬が短く、湿気が多いため、ウィルス
が強くなってしまいます。このため、食中毒には日本以上に細心の
注意をはらう必要があります。また、ウィルスが強いため、感染症
にも気をつける必要があります。風邪をこじらせ、肺炎になりやす
いのも、ウィルスの強さのせいなのです。


また、日本とは異なる環境では、食事の摂り方にも注意が必要です。


中国料理は日本料理に比べ、油が多いことで、高脂血症になりやす
く、メタボリックシンドロームにつながりやすいという問題があり
ます。さらに中国でも地域差はありますが、特に南方では辛いもの
を食べる地域が多く、このような食事を続けると、胃の粘膜を痛め
ることにつながります。また、広東料理は、辛いものは少ないです
が、エビなどプリン体が高い食品が多く、痛風や尿道結石に気を付
けなければなりません。


さらに、忘れてはならないのが広東の地域特性です。


広東省を含む華南5省は、中国の狂犬病危険地帯となっています。
狂犬病は日本ではすでに絶滅し、数十年来、1人の患者も出ていま
せんが、中国ではまだ存在しています。そして、なんと中国の狂犬
病患者の7割強が、危険地帯である華南に集中しているのです。狂
犬病は、犬に噛まれないと発症しない病気ですが、罹ってしまうと
98%の確率で死亡する恐ろしい病気です。万が一犬に噛まれたら、
すぐにワクチンを接種することはもちろん、できれば狂犬病の予防
注射を受けておくことをお勧めします。


―広東が日本と比べて健康によい面はありますか?


これも気候の影響なので地域によって違うのですが、総じて日本よ
り暖かいので、高齢者にとっては関節の動きが緩和され、体が楽に
なるでしょう。


また、暖かい気候のなかでは、血圧が上がりにくくなるので、心臓
疾患や脳血管疾患が起こりにくくなりますね。日本ではこうした病
気は北の寒い地方に多いのですが、広東ではその逆で、こうした病
気が少なくなっています。


―最近多い病気はなんですか?


やはり寒くなってくると、インフルエンザが圧倒的に多くなります
ね。


インフルエンザは流感といい、普通の風邪の感冒とは違う伝染病で
す。日本では38・5度以上の発熱がある場合、感冒と流感の鑑別
を行うため、インフルエンザの迅速検査を行います。そして、流感
であると判断した場合、必要に応じて抗インフルエンザウィルス薬
を投与します。さらに、日本ではインフルエンザは学校伝染病に指
定されているので、罹ったら解熱後48時間までの出校停止が義務
付けられています。こうした対応で、インフルエンザの悪化と他の
生徒への感染を防いでいるのです。


しかし、中国では感冒と流感の鑑別があまり積極的に行われず、イ
ンフルエンザであってもただの感冒として扱われることが少なくあ
りません。インフルエンザは治療が遅れると肺炎や脳症などの合併
症を引き起こしますので、注意が必要です。また、子供がインフル
エンザと気づかずに当校を続けていると、インフルエンザウィルス
を学校に蔓延させることにもなりかねませんので、子どもを持つ親
御さんには十分に気をつけていただきたいです。


―広東で出来る健康によいことは?


まずは食事に気をつけましょう。中国ではなかなか生野菜を食べら
れるチャンスがないですが、生野菜にはミネラルが豊富に含まれて
います。火を通すと、煮汁にミネラルが逃げてしまうので、できる
だけ生野菜を摂取しましょう。どうしても生野菜を食べられないと
きは、ミネラル配合の総合ビタミン剤で補うという方法もあります。
また、果物もたくさん食べましょう。


もう一つのポイントは運動です。1日30分間、ジョギングや水泳
などの有酸素運動をすること。運動の強度は最大酸素消費量の半分
程度が理想的です。目安は、背中が汗ばむぐらいと覚えてください。


もしも毎日の運動が難しい場合は、週3日60分の運動でもよいで
しょう。これを続けると、心肺能力が高まり、血管の老化を防ぐこ
とができるのです。


生活習慣病は自己責任によるところが非常に大きいものです。いつ
どこでも健康でいるためには、ご自身で自己管理する努力がとても
大切なのです。


◎素顔は…


―なぜ深センにいらしたのですか?


中国で働くチャンスがあり、上海や大連といった選択肢もあったの
ですが、深センを選びました。選んだ理由は、暖かいから。(笑)
寒いのが苦手なのです。


中国は省や直轄市により、外国人医師の受入基準が違います。上海
や大連は比較的緩やかなのですが、広東省は非常に厳しい審査をク
リアせねば認められません。幸い私は過去の論文などが評価されて
パスしましたが、広東省に日本人の医師が医科では私しかいないの
は、こうした事情があるのです。


―山田先生ご自身は健康のためにどんなことに気をつけていますか? 


タバコを吸わない、深酒しない、夜は12時までに寝る、というこ
とです。深センはあまり夜に出歩くようなところもないですし、体
に良い生活が送れます。


私のモットーは楽しく生きること。長く生きるより、楽しく生きる
ことが大切だと思い、日々楽しく過ごしています。


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※記事提供:上海漫歩創媒広告有限公司
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