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2005年11月SDI 中国IT・ネット事情

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       SDI 中国IT・ネット事情      2005/11/18発行

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【企業レポート】

上海縁通科技有限公司
沈 高平 総経理

IT付加価値サービスで徹底サポートアウトソーシング先として人気向上

海洋学の博士課程を終了してからITエンジニアに転向、一二年過ごした日本
から帰国して上海で起業した。沈高平総経理の元研究者ならではの探究心が、
現地企業としてIT付加価値サービスという新分野を切り開いた。外資系企業
の多くは、競争の激しい中国市場での生き残りのために本業に経営資源を集中
し、IT分野などをアウトソーシングに頼りたいと考えている。しかし、これ
らのITサービスをパッケージ化でき、日系企業も満足できる質の高いサービ
スを提供できる企業は限られる。上海縁通科技はASP及びSMSを含んだI
CPのライセンスを保有し、日本式サービスと確かな技術力により着実な実績
をあげている。中国のIT付加価値サービスでフロントランナーを走る同社の
新サービス開発に対する飽くなき探求は続く。

■会社立ち上げまでの経緯を教えてください

会社設立は二〇〇一年一一月一四日で、これは中国WTO加盟の翌日となりま
す。北京五輪の開催決定、そしてWTO加盟と中国が今後成長軌道に乗るとの
期待と九〇年代後半から米国、日本と普及した社会のIT化という波が中国に
も押し寄せるとの確信がありました。

もともと私はエンジニアではありませんでした。上海の同済大学・海洋学科を
卒業後に沖縄に留学、その後筑波大学に入り海洋学研究の道を歩んでいました。
ところが、日本がインターネット勃興期を迎えた九四年ごろから私もITの世
界にのめり込み、当時、博士課程で研究の日々を送る中で、より社会に応用で
きる実学へと目を向けるようになったのです。中国経済は発展途上でしたので、
将来中国経済の発展に直接貢献できるような技術を身につけるべきだという気
持ちを中国人として強く持っていました。そして、当時IT業界に非常に大き
な可能性を感じていた私は、約一〇年続けた研究者の道を断念し、一九九六年、
NTTに就職することにしました。将来はITが世界を大きく変えていくだろ
うと言う予感がありました。入社してからは猛勉強を続け、自宅までインター
ネット専用回線を引いて実験室としてサーバ群を構築していました。

エンジニアとして働きながら、通勤途中には「多大な影響力を持つITを社会
あるいは経済の発展にどのように生かしていけばよいのか」としばしば思いを
めぐらせていました。その思いが現在の事業へとつながっているわけです。

■現在、どのような事業展開をされているのですか

会社設立時は、ネットワークシステム構築・保守サービスやIDC(インター
ネットデータセンター)関連サービスを中心として展開してきました。日系大
手物流会社の無線倉庫システム、大手通信キャリアの二四時間ネットワークシ
ステム監視センター構築や日系大手家電メーカーの全国ネットワーク構築など
技術要求の高いITプロジェクトです。

こうしたサービスを継続しながら、それにプラスする形で昨年からIT付加価
値サービスの提供に力を入れています。具体的には、メールホスティングサー
ビス、アンチスパムASPサービス、グループウェアASPサービスなどです。
日系の大手通信キャリアやIT企業と提携して、お互いの特長、リソースを生
かしたサービス提供を行っています。

例えば、当社のメールホスティングサービスは上海NTT通信エンジニアリン
グとの提携によるサービスです。中国地場の企業(ISP企業)によるサービ
スは、システムの可用性や安定性にかける上、トラブルへの対応の遅さ、サー
ビス意識の低さなどの大きな問題があります。これに対し、当サービスでは信
頼できるサーバ環境で三六五日/二四時間の自動監視を行い、トラブルが発生
すればすぐに解決できる二四時間現場保守体制を確保しています。日本語及び
中国語による徹底したカスタマーサポートもこのサービスの特長のひとつです。

また日立信息系統の統合システム運用管理ツールである「JP1」をより多く
のお客様に使って頂くためにASPサービスの形で提供しています。ASPサ
ービスなので設備導入の初期費用を必要とせず、割安な月額費用で面倒な保守
などすべてをアウトソースすることができます。

■IT付加価値サービスに対するニーズの高まりはどこにあるのでしょうか

現在、中国の外資開放に伴い日系企業の対中進出が加速しています。その中で
進出企業の中国拠点は中小規模経営が大半を占めています。日本の本社ではI
Tシステムの自社構築や管理要員の配置が可能でも、中国拠点ではそれがなか
なかできないのが現状です。そこで当社では、進出企業が本業に専念できるよ
うサポートするという理念に基づいて付加価値サービスを展開しています。当
社のプラットフォームを提供することで低コスト、短期導入、アウトソース管
理などのお客様ニーズに対応できるわけです。

中国で付加価値サービスの分野はいまだ外資に開放されていません。その中で、
当社はICP(インターネット・コンテンツ・プロバイダ)ライセンスを取得
しており、日系企業向けサービスとしてはオンリーワンを誇っています。その
他、ASPやSMSのライセンスを保有していることで日系企業とも幅広い提
携が可能となっています。

■サービス展開の中で特に重視しているところは

私が日本で働きながら学んだことは、技術とサービスなどに対する考え方です。
この二つは、中国企業に足らないところでもあります。日本の世界ナンバーワ
ンといえるサービスの質を当社の中国人スタッフにも定着させるべく取り組ん
でいます。中国で事業展開するにあたり、ライセンス面における中国企業とし
ての強みと日本流のきめ細かいサービス面におけるフォローアップを併せ持つ
ことが当社のオリジナリティーになっていると思います。

またIT付加価値サービスという角度からITソリューションを提供するには、
やはりIT分野の総合的な技術力と応用能力が求められます。様々な業界のお
客様にサービスを提供する中で、それぞれのニーズを深く分析し、当社サービ
スをどのように役立たせるのかを考えなければなりません。IT付加価値サー
ビスを提供するためには、日々のサービスの安定性が求められます。いかにシ
ステムトラブルを事前に防ぐのか、さらに万が一トラブルが発生した場合でも
いかにより早くサービスを復旧させるのかが鍵となってきます。

■今後の計画、展望をお聞かせ下さい

今年二月にNTTコミュニケーションズ(本社)、NTTコミュニケーション
ズ(中国)との三社提携で、WEB版ワンタイムパスワード認証のASPソリ
ューション「随碼通」を中国で開始しました。今後は付加価値サービスのライ
ンナップを増やして、より広範なお客様のニーズに対応していく計画です。
また現在、中国の第三世代(3G)携帯サービスの解禁をにらんで、多くの日
系コンテンツプロバイダが市場参入を狙っています。しかし、着信メロディや
ゲームなどモバイルコンテンツ事業を中国で展開するにはライセンスが必要で
す。そこでライセンスを保有している当社は進出企業のパートナーとしての役
割を果したいと思っています。
さらに、社会のIT化促進で大きな注目を集めるRFID(無線ICタグ)分
野で、世界中の研究技術者と連携し、中国でお客様に強力なITソリューショ
ンを提供したいと考えています。
マーケットが広がりをみせる中で、付加価値サービスのフロントランナーとし
ての役割を自覚しながら、今後も走り続けていく覚悟です。

Yuantong Technologies Co., Ltd.
上海市浦東南路1088号中融大厦1201室
TEL:(021)5102-6200
FAX:(021)6888-8630
URL:http://www.yuantong.cn/


※記事提供:上海漫歩創媒広告有限公司/WALKER CHINA
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