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登記・駐在員事務所設立 -SDI 中国最新投資・ビジネス事情

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                          (2005/3/16発信)
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-----------------[SDI 中国最新投資・ビジネス事情]---------------------

こんにちわ、テレンス・ラムです。前回は中国投資のプロセスを、途中まで説
明しました。今回はいよいよ登記についてです。それと共に中国進出のファー
ストステップとしても使われる駐在員事務所の設立についてです。

4. 登記

申請を行う過程に、外国人投資家とその中国側パートナーは登記のためのプロ
セスとして、ステップを2つ踏むことになります。

企業設立申請が正式に承認された後、外資系企業の名称を決めることと、契約
と定款が正式に承認された後、外資系企業の設立を登録すること、の2つです。

事業体の名称を登録する背景には、その名称が他者により使われないように、
また名称の重複を避け、交渉や承認の過程で選定された名称を第三者によって
多目的で登記されることを避けるなどの目的があります。このため、登記に必
要な全過程が終了する前にこの事業体設立に関係する関係者が、事業活動目的
で登記された名前を使用することは一切禁じられています。

外国人投資家及び中国側のパートナー企業は、承認書と事業体設立に関わるそ
の他の書類を以って、契約と定款が正式に承認されてから30日以内に商業及び
工業に関する行政当局に登記を行う手続きを申請します。登記および所轄官庁
による審査が行われると、外国人投資家と中国側のパートナー企業に、事業許
可が発行されます。事業許可の公布日が、すなわち外資系企業の設立日を意味
します。

これら一連のプロセスにより、中国における外資系企業の設立が全て完了しま
す。実際には中国現地でのビジネスをおこなっている人間や、専門家に相談し
たほうが良いのですが、一通りの流れを自分で把握しておくことは非常に重要
なことです。

次は、駐在員事務所の設置についてです。

・中国に駐在員事務所を設置する場合

中国に早急に事業を立ち上げる予定は無くとも、駐在員事務所を設置したいと
考えている外国人投資家の方々は、MOFTEC(中華人民共和国対外貿易経済合作
部)の地方支部に照会し、駐在員事務所を立ち上げるために必要なプロセスを
該当地方ごとに聞くのが良いでしょう。北京市内に駐在員事務所を設置したい
場合は、MOFTECに直接照会すると良いでしょう。

北京駐在員事務所を設置する際、外国人投資家の方々は以下の書類を準備する
必要があります。

- MOFTEC宛に作成された申請書の原本:
申請者は以下の内容について明確化するよう求められます: 現在の事業体の
稼動範囲、北京市内に駐在員事務所を設置する理由、主席駐在員の氏名、北京
市内に設置する予定の駐在員事務所の住所、中国において遂行する予定の主な
事業活動の内容(これは連絡窓口やコンサルティング業務に留めるよう定めら
れています)、駐在員事務所の事業活動の予定期間。

- 会社の登記簿謄本(香港に本拠地を置く企業は、その登記簿謄本も提出のこ
と)

- 北京市内に駐在員事務所を設立する旨につき、その企業の取締役による意見
書の原本

- 企業の概要をまとめた文書(経営基盤、事業活動内容、年間売り上げなどの
情報を含む)

- 当該企業の取締役が作成する北京駐在員事務所 主席駐在員の任命証書の原

- 当該企業本社の口座がある取引銀行が発行する当該企業の財務状況証明書の
原本

- 北京駐在員事務所 主席駐在員の履歴書の原本(学歴及び職歴を含む)

- 北京駐在員事務所 主席駐在員のパスポートのコピー(外国籍の場合)

(台湾、香港、マカオ出身者の場合は、中国本土滞在証明(中国語では'
Huixiangzheng" という)も同時に提出のこと)

(また、北京駐在員事務所主席駐在員が中国国籍を保有する場合、Foreign
Enterprises Services Companyにより発行される証書(中国語で
Zhengmingxinと呼ばれる)の原本(中国語でも可)と、在住者証明書のコピ
ー(中国語で"Juminshenfenzheng'と呼ばれる)を提出すること。)

- 北京に外資系の駐在員事務所を設立する旨を記載した申請書3通(記入内容
は3通とも同様のこと)

- 北京に設立する外資系の駐在員事務所に勤務する人材を明記した用紙3通(
記入内容は3通とも同様のこと)。(2インチ四方の主席駐在員の写真を6枚添
付すること)

今回はここまでです。
ここまでで、中国投資の形態とプロセスの概要が一通りお分かりいただけたと
思います。本当に重要なのは、投資が済んで中国に進出した後なのですが、そ
れについては今後ゆっくりお話していきたいと思います。

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